プロフィール: 森脇 健一郎

森脇 健一郎

香川県出身
生年月日 1971年1月22日

大阪大学に入学した4月の大学サークルオリエンテーションで同大学演劇部に認可されていた「㐧2劇場」に参加。

オリエンテーションのパンフレットに学外公演を行っていると書いてあり興味深く思い覗いてみるとどうみても今は学生でなさそうな女性と男性が現れ稽古を観に行くことになり即決でそのまま参加。

大学の演劇部と思っていたが稽古場作業場に使用していたアトリエが尼崎にあったりしてなかなか本格的?入っていきなりの6月に初舞台を経験したり1年後には東京公演なんかもあったりでそのまま演劇活動にどっぷりハマり学業そっちのけの大学生活に。

「㐧2劇場」はいわゆる小劇場という演劇ジャンルに分類される劇団になります。小劇場について簡単に説明すると1960年代以降比較的小規模の劇場で公演を行うスタイルの劇団でいいかと思います。劇場が小さくなったので表現のバリエーションが増えましたし、大人数を動員する必要がなくなったので演劇の敷居が低くなって70年代~90年代くらいは劇団数が大幅に増えたと思います。

そんなこんなで学業の傍ら、そして社会人をしながら30歳までやっていましたがいろいろあって地元に戻ることになりまして、戻ってくると仲間とも離れることになるので演劇活動は停止しました。

戻ってみるとあまりやっていたことを人に話すこともなく過ごしていたのですが、地方は少子化過疎化で停滞しています。地方をなんとかしたいという声を聴く機会も増えました。

じゃあ地方に何が足りないのかとなったとき仕事がないとか言われますが、まわりの経営者は人がいないといっています。ごく一部のスペシャルな仕事をのぞけばどこにいても仕事なんてたいして変わらない。本当に足りないのはエンタメ文化じゃないかと思い至りました。

高校卒業したら学業のため仕事のために地元を離れるという若者多いですが、大多数は本音じゃないと思います。二十歳前の若者は大人に本当の気持ちあまり言いません。いろいろ遊びたいから離れていくんです。

そこで若かりし頃やっていた演劇の地元香川での再開を決意しました。

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